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いつを手に入れるために早朝に起きて、模型屋さんに並んだ経験のある人?貴方は間違いなく昭和の男だね?ということで、ガンダムのプラモデル、通称:ガン
プラです。それまでのロボットアニメにでてくる目と鼻と口があるようなロボットとは違い、いかにも兵器といったデザインに心を鷲づかみされた当時の少年
達。その少年達がイイ年こいたオヤジになっても、いまだガンダムの魅力にとりつかれていたりする。いまやガンプラ文化を支えているのは子供達ではなく、オ
ヤジたちだそうです。
さてガン プラブームに話を戻します。今ではガンプラといえば1/100スケールが主流ですが、そ れは当時の子供達が大人になって少しは高い買い物ができるようになったからです。80年代のガンプラブームの主流は1/144スケールで、たいていのアイ テムが300円~500円、ちょっと高くても600円で買えました。なんとかお小遣いで賄える値段です。そんな1/144スケールキットのなかで特に人気 があったのがリックドムです。
1981 年6月に発売されたキット。販売価格は500円。ボリュームがあることに加え、自立させても倒れにくいのも魅力。
普通に組 み立てるとこうなります。画像はバンダイの完成見本から。しかし組み立てる人が違うと…
こうなり
ます。設定にはないシャア専用リックドムです。当時の模型屋さんでは、ガンプラコンテストがよく行われていましたが、わずかな改造や色を変えるだけでも十
分人目をひくことができました。