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【コラム】 旧キットの魅力~タイムスリップ 1981~

1980 年7月、はじめてガンダムのプラモデルが発売されました。記念すべき第一号は、1/144スケール・RX-78ガンダムです。今から35年も前のことで す。当時の主流は1/144スケール。手ごろな大きさと300円ほどと手ごろな価格が受けたのだと思います。発売日になると開店前の店頭に長い行列ができ ました。そしていま、ガンダムのプラモデルは進化を続けています。なかには10,000円以上もする高額なキットも数点みられます。開店前の行列に並んだ かつての子供たちが、今もガンプラ文化を支えているようです。

(参考資料:1 1/144 スケール リックドム 1981年6月発売 販売価格500円)


旧キットのなかでも高い人気を 誇ったのがリックドムです。ただのモビル スーツではありません。『重モビルスーツ』です。そんなわけでボリュームあるスタイルをしています。私はこのキットを模型店ではなく、リサイクルショップ で手に入れました。再販されたキットを模型店でみることもあります。もっとも模型店自体が少なくなってしまいましたが・・・・・

★ 製作するにあたって決めたこと
当時の条件でつくろう・・・・・と決めました。
(条件1) 塗装は筆塗りとする
(条件2) ディテールアップパーツは使わないこと

(条件3) 関節部分等にボールジョイントを使用しないこと
くわえて4つめの条件として市販デカールを使用しないこと、とするつもりでした。ただし完成後の見映えを考え、デカールの使用はよしとすることにしまし た。製作するキットは写真にあるリックドムです。

★ 製作する前に固めたイメージ
ズバリ、シャア専用リックドムで す。
このキットを初めて手にしたのは、私が中学1年生の頃。当時の私に製作にあたって余裕はありません。忠実に作ることで精一杯。ですから設定にはない『シャ ア専用』を作ろう、なんていう発想は出てこなかったのです。



完成画像です。
最新の洗練されたキットにはない『無骨さ』こそが旧キットの魅力だと思います。
もちろん塗装は筆塗り。手首のゲンコツもキットのままです。改造した点といえば、股関節の可動範囲を拡げるために、スカートアーマーの左右内側を削ったこ とと、シャア専用機ということで角飾りをつけました。

キットを尊重し、スタイルもそのままです。
旧キットは、手をいれればいれるほど見映えが変わることがわかっています。
改造するなら、おおよそ以下の点を挙げておきます。
①手首のパーツを市販のパーツに換装する
②関節部分にポリキャップを仕込み、可動範囲拡大と塗装を容易にする。
③モノアイを市販のパーツに換装する。
④塗装は筆塗りでは行わない。エアブラシか缶スプレーを利用する。
ほかにも筋彫りをくわえる、パテを利用して形状そのものを変更するなど方法はいくらでもあります。
でもそこまで手をいれてしまうと、旧 キット本来の魅力が損なわれてしまう!と考えて今回は製作しました。

旧キットはパーツが少ないので、組立ては簡単です。ただ構 造上、塗装には若干のテクニックを要します。筆による塗装は当然ムラが生じますが、きちんと塗り分けができていれば、それほど気になるものではありませ ん。むしろ味わい深い仕上がりになります。

筆による塗装は絵を描いているような気分で楽しめました。 まだまだ色をくわえられる余地があるように思えます。写真からは判りづらいですが、昔懐かしい『ハゲチョロ塗装』なんかもしてあります。


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